40代の男性は、まだまだ仕事でも現役で仕事も30代の頃に比べて重役を任されるようになってくる年代です。また、家庭生活でも子供が受験などの節目を迎えることもあります。転職などをする人ならば、さらに大きく変化が訪れる時期です。この時期には、体の機能が徐々に高齢者への階段を昇り始めます。

20代、30代よりもさらにしっかりとした健康管理が必要になります。人間ドックを受けるのならば、定期的に受けるようにしておきたい所です。また、この時期は今まで以上に飲酒や喫煙の影響が症状として現れてきます。なので、特に飲酒量が多い、ヘビースモーカーという人は生活を見直していく必要があります。

40代の男性が人間ドックを受けるならば、胃がん・大腸がん・肺がんに対する検査を受けておくことが望ましいです。胃がんには上部消化管造影検査、大腸がんには便潜血検査、肺がんには胸部レントゲン検査が良いでしょう。胸部のCTもありますが、これはレントゲンに比べると被ばく量が高いというデメリットがあります。胸部レントゲンで発見可能な病気には、肺気腫・肺がん・肺結核・肺炎・心不全・胸水などがあります。

呼吸と循環器の疾病の検査が可能な検査方法です。そのほか、腹部超音波検査も受けておくと、肝臓・腎臓・胆嚢・脾臓を調べることが出来ます。人間ドックには胃がん・大腸がん・肺がんの健診が含まれているプランなどもあるので、まとめて受けたい時に使うと便利です。