人間ドックで眼の検査を受けると何がわかる?

by:

ホーチミン健康診断医療

人間ドックで眼について検査すると、視力や色神の視覚異常の有無を調べられます。視覚については視力(E)・色神(色覚検査:CVI)・眼圧(OT)があります。眼底(眼球内部)検査では、キースワグナー度(KW)・動脈硬化性変化(SS)・高血圧性変化(SH)・糖尿病性検査(SCott)を調べます。視力検査のうち、眼圧では角膜に空気を噴射し、その反応から房水(眼球内部の液体)による内圧を調べます。

値が高いと視野が狭まる緑内障の疑いがあります。逆に低いと、網膜剥離症の疑いがあります。色神とは、色を認識するための神経細胞に異常がある病気で、色の三原色(赤・青・緑)のいずれか1色or2色が認識しづらくなります。よく行われる検査の方法はドットで描かれている絵を見せられ、その中に見えている数字を読み上げる方法です。

基準値は初見有りか無しかで判定されます。色神検査で色覚異常が指摘されても、全く異なる色の世界が見えるというわけではなく、見えづらいだけというケースが多いです。ただ、色神の検査は最近では検査項目から外されていることが多く、人間ドックでもほとんど受ける機会がないようです。眼底検査は眼底検査機を使い、網膜の血管を調べていきます。

この検査は、動脈硬化や腎臓病の発見にも繋がります。なぜならば、眼底は体の中で唯一肉眼で血管を見ることが可能な場所だからです。人間ドックで眼の検査を受けることで、大切な視覚を守ることが出来ます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です