会社の定期健診で異常が指摘されたので人間ドックを受ける、というケースは多いようです。ただ、出来るだけ人間ドックを受けるのは積極的に事前に、というケースの方が良いでしょう。確かに健診だけでも生活習慣病などの異常は検査できますし、それで異常が見つかれば早期発見にも結びつけることが出来ます。しかし、企業の法定健診だけでは、がんなどの病気・脳の病気に対しては正確に検査することが出来ていないことの方が多いです。
人間ドックではそのような、がんや脳の病気の有無も詳しく調べる事が出来ます。20歳異常になれば人間ドックは受けることが出来ますから、若いうちから積極的に定期検査すると効果的です。20代ではそれほど健康リスクの高い病気に罹るケースは少ないですが、それはあくまでも統計上の話です。自分が確実に罹らないという保証はありません。
特に家族や親戚にがんに罹った人が含まれているのならば、遺伝的にがんを発症しやすい体と考えておかなければいけません。遺伝だからしょうがないと思わずに、早期発見出来れば、ほとんど苦痛のない治療だけで完治できることもあります。人間ドックを受けるのは心配がある人は20代から受けると良いです。心配が全くない人でも、35歳になったら人生の健康の節目だと考えて定期的に検査する方が安心です。
さらに年齢が上がってきたら、日々の健康への不安を解消する意味でも、定期検査を受けるようにしましょう。